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MCウオーターのラットを用いる急性経口投与毒性試験
一般財団法人食品薬品安全センター 秦野研究所
要約
MCウオーター製造装置を用いて水道水より調製したMCウオーターについて、ラットを用いる急性経口投与毒性試験を実施した。
被験物質であるMCウオーターを20mL/kgの容量で雌5匹に単回強制経口投与した。観察期間は14日間とし、観察期間中毎日一般状態を観察し、投与日(観察第1日)、観察2、4、8、11および15日に体重を測定した。観察終了日には病理解剖を行った。
その結果、観察期間を通して死亡例はなく、いずれの投与例にも、一般状態の異常は観察されなかった。また、体重についてもいずれの測定日とも、順調に増加した。さらに、観察終了後の病理解剖においても異常所見は認められなかった。
以上の結果から、MCウオーターはラットに急性毒性を示さないと判断した。
試験日的
安全性評価の資料とするために、MCウオーターのラットを用いる急性経口投与毒性試験を行った。
試験成績
1.一般状態の観察
いずれの例においても、観察期間中に死亡例はなかった。また、観察期間中に一般状態の異常は認められなかった(表1、表2)。
2,体重推移
いずれの例においても、観察期間中の各測定日とも体重は順調に増加した(表3)。
3.病理学検査
いずれの例においても、器官・組織に肉眼的な異常所見は認められなかった(表4)。
結果および考察
観察期間を通して死亡例はなく、一般状態の異常も観察されなかった。体重についても各測定日とも順調に増加した。さらに、観察終了後の病理解剖においても異常所見は認められなかった。
以上の結果から、MCウオーターはラットに急性毒性を示さないと判断した。
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